数年前に買ってきてから、碌に手入れもせずに、適当に育ててきた観葉植物のパキラ。
上に伸びて、収拾がつかなくなってきたので、剪定したい。
この際だから、正しい、パキラの植え替えの方法も学んでおきたい。
ここ最近は、大き目の葉っぱが落ちてくるのだが、原因も知りたい。
と、なにやら、今になって、気になりだしたことを解消したくなることって、結構ありますよね?
そこで、今回は、観葉植物 パキラの選定の仕方と、育て方をお伝えしようと思います。
パキラの育て方剪定方法は?
パキラは、日当たりが良い場所を好みますが耐陰性も持ち合わせています。
生命力旺盛で幹が元気ならば、どこを切っても新芽が出てくる剪定に強い観葉植物です。
鉢とのバランスが悪くなって、根元が窮屈になる前に2年に1回のペースで、
春から夏にかけての初夏あたりが成長期になりますので、5月~7月に剪定をするとよいでしょう。
剪定・切り戻し
大きくなりすぎた場合や、徒長した枝を整える作業を行います。
また葉の一部が茶色や白っぽくなっていたり枯れている場合は、剪定の時にカットしてしまいましょう。
その際に知っておくといいのが生長点です。
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生長点は葉の付け根にある節の事で、枝を見ると葉が落ちた後に角のない三角型をした跡が残っていますので、それが生長点です。
新しい枝や葉は生長点から出てきますので、剪定するときに生長点を全て落としてしまうと、しばらく新しい枝が出にくくなります。
その辺に気を付けて、剪定してください。
剪定をするなら、ちょうど今の時期が良いころですので、さっそくやってみてください。
管理人の、家のリビングにも、ちょうど、剪定が必要なパキラがありますので、この時期は、いろいろな、観葉植物を、剪定する、絶好の季節です。
一緒にがんばりましょう!!笑
パキラの植え替えや水やりや肥料の与え方
水を与えるときは、下から水が出てくるまでたっぷり水を与え、受け皿に残った水は根腐れの原因になりますので必ず捨ててください。
一気に水を流し入れ、土の中にたまった古い空気を押し出し、新鮮な空気を取り入れる効果もあります。
パキラは寒さに強くないので季節や気温(室温)によって水やりのタイミングを変える必要があります。
室温が5度以下にならないように、冬は、気を付けてあげてください。
冬は成長期ほど水分を吸い上げません。水やりの間隔をあけて、土壌内を少し乾き気味にしたほうが根腐れを防ぐことができます。
水やりを少なめにすることで耐寒性も増すので、冬場の水の与えすぎには注意してください。
葉水とは霧吹きで葉に水を吹きかける作業のことです。葉に適度な湿気を与え乾燥を防ぎ、病害虫の予防にも効果があります。
少し葉が乾いていたら、表面に水滴が軽くかかる程度水を吹きかけてください。滴が落ちるまで与える必要はありません。
霧吹きは100円ショップなどで簡単に手に入れることができます。
パキラは葉にホコリが積もりやすいので葉水のときに濡らしたティッシュペーパーなどで拭いてあげて掃除をしてください。
植え替え・鉢替え
パキラの植え替えの時期は、5月から7月頃が最適です。
パキラは生長が早い為、鉢の底から根が伸びている場合は、根詰まりを解消するため植え替えを行う必要があります。
株の周りの古い土を1/3ぐらい落とし、傷んで黒ずんだ根は切り落とします。以前より、一回り大きな鉢に新しい土で植え替えます。
移し替えた時には土も換えて水をたっぷり与えましょう。
鉢は、プラスチックだと、通気性が良くないので、陶器の鉢がベストです。
買ってきたときは、ほとんどがプラスチックのはちですが、管理人は、植え替えの時に陶器の鉢に変えてあげるようにしています。笑
肥料
パキラは肥料が絶対に必要というわけではありませんが、肥料を与えた方が生長がはやくなります。
冬場の生長が緩慢になるときに肥料を与えてしまうと肥料焼けをする可能性があるので、春~秋の生長期に与えるようにします。
肥料の種類は適切な濃度に希釈した液肥を10日に1回与えるか、緩効性の置き肥を与えてください。
有機肥料ではなく、化成肥料を使うことでコバエの発生を予防することができます。
管理人は、月に2回と決めて、液肥をジョウロのお水に薄めてあげています。笑
観葉植物パキラの葉っぱが落ちるのはなぜ?
観葉植物のパキラの葉が落ちるのは、自然に生まれ変わりの落葉かもしれませんが、
根腐れなどの、幹自体からの栄養不足の原因も考えられます。
一度枯れ始めた葉っぱは、元の緑には戻りませんので、自然に落ちるのを待つか、
葉っぱが沢山あるなら、切ってしまって、取り除いても良いと思います。
根腐れが原因の場合は、剪定してしまうのが、一番の解消方法です。
パキラは、強い日差しを嫌います。
だがしかし、パキラがヒョロヒョロと、細長く伸びてしまうのは、日照不足が原因です。
カーテン越しの日の光をしっかり浴びさせて、夜は、室内の中心付近に置いておいてあげると、然程気を使うことなく、元気に育ってくれる観葉植物です。
上手に、育てれば、末永く、観賞できるパキラですので、正しい選定方法などを身に付けて、幸運の観葉植物としてお側に置いてあげてください。
まとめ
お部屋の中に、観葉植物があると、二酸化炭素を吸ってくれ、酸素をはき出してくれるので、空気もきれいになり、私たちの生活の場にあると、リフレッシュになる植物ですよね。
そんな、観葉植物を、長く愛でられるように、正しいお手入れ方法を知って、今後のお世話に役立ててください。