暑い夏になると、熱中症対策に頭を悩ませることが多くなりますよね。
前回は子供の運動会前の熱中症対策について書きましたが、
関連記事
運動会を9月にやる子供の暑さ熱中症対策に飲み物おすすめをご紹介
今回は、大人でも、この夏に外で仕事をする方達に向けて、
普段から持っておきたい知識と、
普段から持ち歩いてほしい手作りドリンクの
おすすめレシピ。
そして、万が一、熱中症になってしまったら、
ここを冷やして欲しいと言う場所をご案内します。
熱中症対策に有効な手作りドリンク
スーパーなどに買い物に行って、よく見かけるようになりました、
熱中症対策のいろいろな物。
塩飴やら、経口補水飲料。
その他にも沢山見かけますよね。
中でも、スポーツドリンクは、安売りしている時も有り、飛ぶように売れているのを見かけます。
スポーツをしないのなら、スポーツドリンクを大量に飲むのはペットボトル症候群になる可能性があります。
2リットルで120~200グラムの糖が入っています。
想像してください。山盛りの砂糖・・・
スポーツドリンクは極力ひかえることをお勧めします。
1日に1リットル以上のスポーツドリンクは、糖尿病の予備軍になります。
前回の記事でも、スポーツドリンクを飲むのならば、水と半々に薄めて飲むようにするといいとお話ししましたが、薄めないと却って口の中がパサついてさっぱりした感覚が無くなります。
これは、スポーツドリンクの中の糖分が原因で、口の中が乾きます。
水と薄める事で、口のパサつきが抑えられますので、スポーツをやる時のドリンクは薄めて持たせていました。
そこで、筆者が考えたのが、手作りの熱中症対策ドリンクなわけですが・・・
筆者は、砂糖は使わず、ブドウ糖か、はちみつで作ることを推奨します。
ブドウ糖は、砂糖の半分以下のカロリーで、糖質の取りすぎも抑えることができるし、甘みによる口のパサつきも抑えられます。
はちみつは、もっとまろやかな飲み心地を味わえるので、水分補給がはかどります。
そして、カリウム補給に必要なレモンかグレープフルーツを絞って入れても果糖による糖分過多の状態を防ぐことが出来ます。
そして、塩ですが、最も望ましいのは、岩塩です。(ミネラルもとれる)
水1リットルに対して、ブドウ糖40gと、岩塩3g。レモン1個分の果汁。
これで、混ぜ合わせるとできる手作りの経口補水飲料。
あまり長い間は保存に適さないので、作ったら2日中には飲み終わるようにしてくださいね。
脱水症状は改善するまでに、いくら経口補水飲料を飲んでも、小腸で吸収しなければいけないので、時間がかかります。
そして、砂糖の糖分が多い場合は、小腸から吸収が出来ずに、身体に巡ってくれません。
ノロウイルスや胃腸炎の時の脱水症状を改善するのは、このレシピのドリンクでは無理がありますので、一時しのぎ程度の物だと認識しておいてくださいね。
その手前の、胃で、吸収できるタイプと言われているのが、市販の経口補水飲料です。
そちらは、点滴と同じ成分を、胃から吸収できるように開発されたものですので、即効性はそちらの方が上でしょう。
但し、そちらも、一時しのぎだと捉えておいて間違いはありません。
意識が無くなるようなひどい熱中症ならば、早く病院に連れて行くことをお勧めします。
熱中症なってしまったらどこを冷やす?
熱中症は、身体の水分がある一定数無くなり、ミネラルである、
カリウムとナトリウムのバランスが狂うと神経伝達が狂うので、体調不良になります。
体調不良=熱中症の初期もしくは中期段階です。
意識が無いのは後期段階といえます。
イエロー信号である、中期段階まで行くと、頭痛だけではなく、吐き気やふらつきなどもあるため、風通しのいい日陰などで横になり、動脈を冷やしてください。
動脈・・・主に首回り・脇の下・足の付け根(そけい部)主にこの3つ、5か所に保冷剤など(凍らせたペットボトル飲料等)で、冷やします。
症状が落ち着いてきても、直ぐには動かず、少し安静にしていた方がいいでしょう。
その時も、少しづつ、経口補水飲料を、飲んでください。
のどが渇いていても、ゆっくりと飲むようにしましょう。
症状が落ち着いてきても、最後まで頭痛は残るかと思います。
目が開けていられない程の頭痛に見舞われることも有りました。(筆者の体験に基づく)
その日1日は無理をせず、ぐっすり眠ると次の日の朝には大丈夫になりましたが、
本来ならば、病院に行った方が良いでしょう。
点滴を受けると、即効性がありました。笑。
応急処置にもなり得る、冷やす場所!!
覚えておくと大活躍です!!
まとめ
いかがでしょうか?
今回の記事では、手作りの熱中症対策ドリンクと、
熱中症になってしまったら、冷やすといい場所の情報をお伝えしました。
地球温暖化の影響で、年々夏の暑さが厳しくなってくる状況の中、
私たちが取れる方法は、予防策を知識と備えで乗り切ることしかできませんよね。
今後も、備えあれば憂いなし精神で、日常の生活を過ごしましょう!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。